コンサートにお越しくださる皆さまへ。
更新日:2025/01/06
コンサートだけではもったいない? コンサート+αで、特別な1日に。
ここでは「会場と地域」そして「気になるお店」の、+αな情報をご提供いたします。コンサートの行き帰り、少しお時間等の余裕がある方は、ぜひご参考にして頂けると幸いです。
箕面市立文化芸能劇場について
箕面市立文化芸能劇場とそのデザイン
今回LA FENICEがコンサート会場として利用させていただく箕面市立文化芸能劇場。不思議な壁面が特徴の立派なホールです。ホール内の壁面も特徴的です。
箕面市船場東に位置する文化と芸術の発信拠点として2021年に開館、2024年にグランドオープンしたこの劇場は、近代的で洗練されたデザインの建築物ですが、実はその背景には箕面市船場という土地が持つユニークな歴史が隠されています。
箕面なのに船場?
北大阪急行電鉄でお越しの方は「箕面船場阪大前」駅で下車されるかと思います。船場…え、船場?
「船場(せんば)」という地名を耳にすると、多くの人が「あー本町の?」や、あるいは、海や港を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、箕面市船場は海から遠く離れた内陸部に位置します。
では、なぜ「船場」と呼ばれるのでしょうか?
その答えは、大阪市中央区にある歴史的な、そう、先に触れたあの「船場地区」に由来します。
江戸時代から商業の中心地として栄えた大阪市船場地区は、繊維問屋や薬品問屋が集まり、活気あふれる問屋街を形成していました。当時、船着き場が近くにあったことから「船場」という名がついたとされています。
時代が進むにつれ、大阪市内の船場地区は手狭になり「社長、もうこの辺りの道も混んでアレなんでアレしまひょか?」と、昭和40年代には繊維問屋が次々と箕面市の現在の船場地区に移転がはじまりました。これが現在の箕面市船場東・船場西にある「大阪船場繊維卸商団地」の誕生につながります。
つまり、箕面市船場は「箕面にある新しい(繊維の街の)船場」として再出発した土地。ということになります。
箕面市立文化芸能劇場の壁面の意味
さて、こうした歴史的背景の上に立つ箕面市立文化芸能劇場。
劇場の外観は、箕面市の市名の由来でもある農具「箕(てみ)」…てみって、あの、あれですよ。よく落ち葉とかをガッサーとすくい上げる、ザルみたいなやつ?の編み目模様や、繊維団地の象徴である「織物」をイメージしたデザインが施されています。
また、今回LA FENICEが利用する大ホールの壁面は、箕面大滝をモチーフとしており、水が落ちる様子が表現されています。これらは、箕面市船場地区という土地の歴史と文化への敬意を込めたものとなっています。
会場に入る前、演奏会が始まる前に、ぜひ周りを見渡して頂き、この地の歴史にも思いを馳せてみてくださいね。
会場近く、飲食店のご案内
※お店の営業時間等は、各店WEBサイト等で事前にお調べ下さい。
ALOHA CAFE Pineapple みのお船場店
会場から一番近い?箕面市立船場図書館内にあるハワイアンカフェです。図書館の本を持ち込んで読書しながら食事が楽しめるそうです。
>>お店WEBサイト(本店)
SQUARE FURNITURE COFFEE STAND
家具店SQUAREの一角にあるカフェです。オリジナルのテーブルやソファに囲まれた明るい店内で、こだわりのメニューを提供しています。
>>お店WEBサイト
about her.
フラワーショップ、カフェ、アパレルショップが融合したライフスタイルショップです。健康と美容を意識したカフェ&レストラン。
>>お店WEBサイト
ポパンクールカフェ 箕面店
本格的なガレット、シュガーバタークレープが楽しめるカフェです。オリジナルのクレープパフェも人気です。
>>お店WEBサイト
Cafe Rico
国産牛100%のハンバーガーがメインのカフェ。チキンとローストビーフのコンボプレートも人気です。
>>お店Instagram
ノイカフェ 箕面船場本店
人気のハンバーグやカシミールカレー、自家製ピザなど多彩なメニューを提供するカフェです。
>>お店WEBサイト
もう少し選択肢が欲しい方は、一駅先の「みのおキューズモール」
お時間の余裕あれば、一駅先「箕面萱野駅」下車してすぐ「みのおキューズモール」もオススメです。2020年にリニューアルされた複合型ショッピングセンターで、飲食だけでなくショッピングも楽しめます。